[PR]
神奈川工科大学が2014年から設置しているオナーズプログラム「スーパーサイエンス特別専攻」の1期生が、20年3月で博士前期課程(修士課程)を修了する。医生命科学特別専攻の小池研究室(生体関連化学)では、同プログラムを経て大学院に進学した修了生4人と4月から大学院に進学する学部生、指導教員らによる座談会が開催された。
小池研究室は、たんぱく質科学を主なテーマとし、生体内のたんぱく質恒常性維持機構の基礎研究からドラッグデリバリーなどの応用研究も行っている。
これまでに卒業した医生命特別専攻生は10人、このうち、8人は大学院に進学した。
座談会では、6年前のオナーズプログラム初年度入学からのさまざまな苦労、大学院での研究や多くのことに挑戦した思い出、今後の目標などが語られた。
1年次のゼミで学んだマインドマップやプレゼンテーション構成のスキルは修士になってとても役立ったこと、2年次ゼミで初めて研究に触れ、研究室の大学院生のように研究がしたいと進学を決意したことなどを1期生が話すと、学部生は「今までは、1期生の先輩は、雲の上のような存在だったが、当時の話は今の自分たちと同じなのだから、自分も頑張りたい」と話し、今後を見据えた貴重な時間となった。