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大学倶楽部・関東学院大

樋口客員教授の科目受講する学生らが詩作 インカレポエトリに掲載

樋口良澄客員教授(右)から指導を受ける田中夏生さん

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 関東学院大学国際文化学部の樋口良澄客員教授の科目を受講する50人が詩作に挑戦している。1月に刊行された学生による詩集「インカレポエトリ」第2号に学生らの5編の詩が掲載された。

「インカレポエトリ」は、詩や表現論などの講義を受講する学生らの作品を集めた詩集で年2回刊行。実際に詩人などとして活躍している各大の教員が選者として編集している。第2号には、同大学のほか、愛知淑徳大学、慶応大学、埼玉大学、上智大学、東京学芸大学、立正大学、早稲田大学の学生たちの作品が掲載されている。

 作品が掲載された学生の一人、「この世界」を書いた同学部3年の田中夏生さんは「本格的な詩を作ったのは今回が初めてだった。友人と音楽を流しながらラップ調の言葉遊びを楽しんでいたので、普段から言葉には関心があった」と話す。雑誌「現代詩手帖」の編集長を務めた経験のある樋口客員教授は「携帯電話やスマートフォンが普及したことで、若い世代は短い文章でのコミュニケーションに慣れている。詩作は決して難しいことではない。改行することで表現が生まれる、と教えている。表現することを楽しんでほしい」と話している。

田中さんの詩は次の通り。

「この世界」

この世界は、一体誰が作ったの?

この世界よりも大きな世界。この世界とは違う別の世界。この世界。この世界?

その固定概念は、誰が作ったの?

全ての当たり前は、当たり前じゃない。でも、その当たり前は、いつ誰が作ったんだろう。

酸素があって。水があって。緑があって。

美しい。

誰に言われる事もなく、自然と言葉が出てくる。

そうだ、この世界は美しいんだ。世界の真相。そんなもの、僕らはほとんど知らないだろう。

雨上がり、水が滴る葉の緑。夕暮れ時、海に映し出される景色。真夜中、星が広がる夜空。

それだけでいい。

あぁ。この世界は。なんて、美しいんだろう。

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