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富士通と5G活用した遠隔教育の実証実験 院内学級と水族館つなぐ

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東京都立光明学園そよ風分教室での遠隔教育の実証実験の様子 拡大
東京都立光明学園そよ風分教室での遠隔教育の実証実験の様子
5G活用した遠隔教育の実証実験のイメージ 拡大
5G活用した遠隔教育の実証実験のイメージ

 関西学院大学と富士通は2月28日、院内学級で次世代通信規格「5G」を活用した遠隔教育の実証実験を行った。同社のリアルタイム映像伝送装置を使って、国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)内の東京都立光明学園そよ風分教室と、沖縄美ら海水族館(沖縄県本部町)をつないだ。

 両者は、5Gによる高精細映像伝送、VR(仮想現実)やウェブ会議システムなどの技術を用いて、校外学習への参加が困難な児童・生徒が海や生き物への学びを深める機会の提供の支援を目指している。今回は、神奈川県立こども医療センター(横浜市南区)内の横浜南養護学校と八景島シーパラダイス(同市金沢区)をつないだ実証授業に続き2例目。2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の17項目のうち、目標4に挙げられた「全ての人に質の高い教育を提供」の実現に向けた取り組みだ。

 子どもたちは、遠く離れた教室内にいながら、三つの違った映像を大画面で見つつ、水族館職員によるジンベエザメの特徴や生態に関する解説やえさやりの観察を行った。360度カメラで水槽内を観察し、水中ドローンからの映像でサメの観察、VRを活用した魚目線でのジンベエザメやマンタの観察なども行った。

 携帯電話大手のNTTドコモから5G基地局などの設備の提供協力を受け、授業内容の監修は同大学教育学部の丹羽登教授の研究室が担当した。

 同大学と富士通は今後も、5Gなどの情報通信技術(ICT)を活用した遠隔授業の実現を目指していくという。

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