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上智大理工学部機能創造理工学科4年の福田貴之さんが「自転車用安定片足スタンド」を発明し、特許を取得した。
同大非常勤講師の川北喜十郎さんの知的財産権の講義レポートを通じて発明。文部科学省と特許庁などの共催の「2018年度パテント(特許)コンテスト」で優秀賞を受賞し、特許庁から出願費用の助成と同講師の支援を受けて特許出願することができた。
発明した片足スタンドは、車輪の車軸端部に取りつけられた伸縮可能なピストンを持っている。スタンドを使用していない時はピストンはシリンダ内に短く収納され、しかも真下を向いている。スタンドを使用する時は、ピストンを車輪から離れるように傾斜させ、伸ばすことにより、ピストン先端を接地させることができる。
走行中は、下向きに短く収納されているので安全性に優れ、車輪をレールに入れるタイプの駐輪場内でも、スタンドが他の自転車や人にあたることを防ぐことができる。
同大では、パテントコンテストと講義レポートを通じて特許を取得した学生が、これで8人目となる。