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国際寮でSDGsを使った教育プログラムがスタート ダイバーシティーを推進

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Zoomを使ったプログラムでファシリテーターを務めた「MAP U」社の杉本匡章社長=4月25日、神奈川大提供 拡大
Zoomを使ったプログラムでファシリテーターを務めた「MAP U」社の杉本匡章社長=4月25日、神奈川大提供

 神奈川大の国際学生寮「栗田谷アカデメイア」(横浜市神奈川区)で、入寮生を対象としたSDGs(持続可能な開発目標)を使った教育プログラムが始まった。同大はダイバーシティー(多様性)を推進する意義を社会に発信する宣言を2018年に行い、多様なバックグラウンドを持つ者同士が起居を共にしている。そこで、多彩な交流や体験を通して、文化的・歴史的背景を持つ学生たちが、それぞれの違いを乗り越え、多様性を尊重し、新たな価値を生み出すコミュニティーを創造することを目指す。

寮内のポットからプログラムに参加する学生=神奈川大提供 拡大
寮内のポットからプログラムに参加する学生=神奈川大提供

 これは「SDGs PBLプログラム」と名付けられたもので、同寮の管理・運営をしている学生情報センター(ナジック)が寮内の教育プログラムとして提供している。半期ごとの基礎プログラムと実践プログラムからなり、基礎プログラムでは英語力向上と多様性理解(自己・他者・地域)、実践プログムではSDGsを推進できる人材の育成を目指す。

 4月20日のオリエンテーションには42人の寮生が参加。続いて25日には、寮生がSDGsを身近に感じることのできるカードゲームをテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」で行った。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための措置だが、参加者たちはSDGsが掲げる17のゴールから、関心のあるテーマを選び、同じテーマを選んだ多国籍の寮生5、6人でグループを組んだ。今後、Zoomを使いながら、グループ単位で約5カ月間、英語でのグループワークやフィールドワークを行っていくという。

 参加した外国人留学生からは「SDGsについて理解できただけでなく、いろいろな人と話ができて楽しかった」という感想が寄せられた。日本人学生からは「SDGsの活動を通して、さまざまな学びが得られることが分かり、今後が楽しみ」と、プログラムに期待する声があった。

 「栗田谷アカデメイア」は日本人学生と海外からの留学生が混住する国際寮。4月から本格オープンし、210室ある。同大横浜キャンパスから徒歩8分とアクセスもいい。2~4階が入居学生の生活スペースで、1階は共用部となっている。階段踊り場には「ポット」と呼ばれるシェアスペースが計19あり、談話が楽しめるスペースや、ミニ図書館、キッチン、映画やDVDなどが楽しめるシアターや絵画やポスターなどを展示できたりするスペースなどさまざまなタイプのオープンスペースがある。入居者たちは、施設内の多彩なコミュニティースペースを利用しながら、交流できる工夫がされている。【中根正義】

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