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大学倶楽部・神戸学院大

オンラインで日本文化など学ぶ 「グローバル・セミナー」開講

受講者は世界各地から(プライバシーに配慮して画像を加工処理)

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受講者側の画面に映る神戸学院大の岡部教授
講義中の神戸学院大の岡部教授

 世界の学生と神戸学院大生がともにオンラインで日本の文化などを学ぶ「神戸学院大学グローバル・セミナー2020」(神戸市後援)が5月23日、遠隔会議ツール「Zoom」を利用して開講した。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、国内外の学生が留学することができなくなっているこの時期。「地球規模の教育機会損失」とも言える事態を打開する国際貢献策として、同大国際交流センターが企画した。全国的にオンライン講義が始まる中、世界とつながり、日本を理解してもらうための先駆的な試みと期待される。

 日本について学んでいる韓国、中国、ウズベキスタン、ロシア、台湾、ウクライナ、フランスの大学生、大学院生に加え、若手の日本語教員も含めて予想を上回る応募があり、抽選により定員の3倍となった同大の学生30人、海外の学生29人が受講している。中には、コロナ禍で同大との交換留学での来日がかなわなかったフランス西部のブルターニュ地方の観光都市カンペールにあるエンバイスガ大学に在籍する学生もいる。

 セミナーの講師は、経済史が専門で、アニメなど日本のサブカルチャーの海外普及事情にも詳しい同大国際交流センター所長の岡部芳彦・経済学部教授が担当する。初回のテーマは「おもてなし」。5人程度のグループに分かれて、初顔合わせの緊張をほぐす「アイスブレーク」を兼ねたフリートークで打ち解けた。

 岡部教授は、「おもてなし」とは、日本の「ホスピタリティーの哲学」だと説明。705年創業で、ギネスにも認定された「世界一古い旅館」が日本にあることや、赤ちゃんがはいはいできるほどトイレの床もピカピカに磨くというディズニーリゾートの行き届いた掃除など、「並外れて素晴らしい」と海外でも評価される日本の優れたサービスの事例を紹介した。

 ウクライナから参加したナディア・ゴラルさんは、「ディズニーランドでの掃除の事例に興味を持ちました。Zoomで知らない人と話すのはプレッシャーもありましたが、非常に面白かったです」と感想を語った。神戸学院大法学部3年の田中萌恵さんは、「今、海外に行けない状況で、日本語を学んでいる海外の学生と交流ができる貴重な機会です。新たな出会いと知識を得ることができるのがとてもうれしいです」と語った。

 グローバル・セミナーは全5回で7月25日まで続き、日本について幅広いテーマを取り上げる。

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