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いすみ鉄道の公式動画をメディア学部の学生が制作

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車両の前で記念撮影する制作メンバー。後列右端が中川助教 拡大
車両の前で記念撮影する制作メンバー。後列右端が中川助教

 城西国際大学メディア学部の学生がいすみ鉄道(千葉県大多喜町)のプロモーション動画を制作し、同鉄道のホームページで公開されている。始発電車の整備の様子から終電が車庫に戻るまでを4Kの鮮やかな映像に収めており、運転士の真剣な表情や沿線の美しい風景は、2分間のドラマのよう。指導に当たった中川晃助教は「鉄道や地域について学ぶところからのスタートでしたが、学生一人一人が鉄道、地域、利用者のことをよく考え、感性豊かな作品にしてくれました」と話している。

 今回の取り組みは、いすみ鉄道から「公式ホームページのトップを飾る動画の制作を」との依頼を受け、大多喜町の助成による産学官連携の一環として昨年9月に始動した。ステージ系ゼミと映像系ゼミの2~4年生(当時)計7人が参加し、何度もディスカッションを重ねた。現場にも足を運び検討した結果、鉄道ファンにも地元住人からも愛されている旧国鉄形気動車「キハ52」「キハ28」(ともに土日祝に急行として運行)の一日を追う構成に決まり、昨年10月に撮影。音声、画像編集やテロップ作成などすべての過程を学生が担当し、大原駅から上総中野駅までの26・8キロをともに旅するような臨場感あふれる作品に仕上げた。

学生が制作した動画の一場面。1両目がキハ52、2両目はキハ28。背景の城は大多喜城 拡大
学生が制作した動画の一場面。1両目がキハ52、2両目はキハ28。背景の城は大多喜城

 動画は今後、同鉄道のイベント会場などでも公開される予定だ。参加した3年の馬場裕貴さん(20)は「列車の本数が少ないので、スケジュール設定やロケ隊の移動が大変でしたが、地元の皆さんが温かくサポートしてくださいました。自然の中での撮影は本当に気持ちよかったです」と振り返る。

 いすみ鉄道の古竹孝一社長も「予想をはるかに超えるクオリティーの動画を提供いただき、感激しました」と話している。

 映像系ゼミは昨年、脚本から映画製作までを48時間以内で行う短編映画コンペティション「The TOKYO 48 Hour Film Project 2019」で最優秀作品賞を受賞し、今年3月に世界大会(オランダ・ロッテルダム)で上映されるなど、高い評価を得ている。今後も地域貢献につながる映像作品を制作する予定だ。

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