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理工学部の松下拓夢さんが特許取得 「食品容器の蓋(ふた)をトングに」

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特許を取得した上智大理工学部4年の松下拓夢さん 拡大
特許を取得した上智大理工学部4年の松下拓夢さん

 上智大理工学部情報理工学科4年の松下拓夢さんが、食品容器の蓋(ふた)を食品をつかむためのトングにするという発明を行い、特許を取得した。

 同大非常勤講師の川北喜十郎さんの授業「知的財産権」の講義リポートを通じて発明。文部科学省と特許庁などの共催の「2018年度パテントコンテスト」で優秀賞を受賞し、特許庁から出願費用の助成と同講師の支援を受けて特許出願することができた。

 食品容器の蓋をスプーンにするというアイデアはすでに特許としてあるが、細長いものや大きなものはスプーンに乗せることが難しい。この発明では、容器の蓋を、円形で折り畳むことのできるシート材で作り、マークに沿って折り畳むとトングに変身。スプーンでは取り出しにくい長いものや大きなものを簡単に取り出すことができる。

 また、食品容器に箸やスプーンを取り付けないことにより、製造コストを下げるだけでなく、廃棄物の量を減らすことも可能となる。災害時に、箸やスプーンなどがなくても食品を食べることができ、備蓄品への応用も期待できる。松下さんと川北さんは実用化に向けて特許を活用してくれる企業を探したいと意気込んでいる。

 なお、同大では、パテントコンテストと講義リポートを通じて特許を取得した学生が、これで9人目となる。

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