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大学倶楽部・ビジネス・ブレークスルー大

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教員プロボノ! コロナ禍のオンラインセミナー始動

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オンライン上でのセミナーの様子 拡大
オンライン上でのセミナーの様子
教員プロボノセミナーに登壇した谷中教授(左)と高松講師 拡大
教員プロボノセミナーに登壇した谷中教授(左)と高松講師
終盤のトークセッションの様子 拡大
終盤のトークセッションの様子

 ビジネス・ブレークスルー大学(BBT大学)は、7月9日に、経営学部グローバル経営学科長の谷中修吾教授と経営学部の高松康平講師によるオンラインセミナーを開催した。当日はビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を通じて、日本全国から約560人がリアルタイムで参加した。

 「超絶オンラインセミナー」と銘打った本セミナーは、コロナ禍で奮闘する日本全国のビジネスパーソンを応援する「教員プロボノ」の取り組み。100%オンラインによるビジネス教育を専門とするBBT大学の強みを生かし、実務家教員がビジネスパーソンに「思考の武器」を無償提供することで、逆境をチャンスに変えて事業を生み出すヒントを届ける。

 本セミナーは「価値創造×問題解決の思考インストール」をテーマに展開された。「最強の縄文型ビジネス イノベーションを生み出す4つの原則」を出版した谷中教授が「価値創造」を、「筋の良い仮説を生む問題解決の『地図』と『武器』」を出版した高松講師が「問題解決」を担当し、それぞれの著書のエッセンスを解説した。

 最初に登壇した高松講師は「問題解決をするときに、思考が全く進んでいないことに焦りを感じた経験はありませんか」と参加者に語り掛けた。マッキンゼーに在籍していた経営コンサルタント時代の経験に基づいて、高松講師は「迷子にならない」よう問題解決への道筋を示した地図を作り、問題解決に悩む人に向けて本を出版したという。セミナーでは「情報を集めてから考えるのではなく、仮説→検証型で思考を進めることが重要」「自身の仕事の領域のみならず、視野を広げて事業全体をふかんする『事業部長の視点』を持つことが大切」などと語った。

 次に登壇した谷中教授は「突き抜けたアイデア」から事業を生み出すイノベーターの思考回路を解説した。谷中教授は、今年3月に行われたBBT大学の「アバター卒業式」を企画した人物。世界中のメディアで取り上げられたアバター卒業式の成功要因は「縄文型」にあったと言う。谷中教授は、1万年以上続いた縄文時代にインスピレーションを得て体系化したビジネス論を解説した。“直感的”で“協調的”な特徴を持つ「縄文型」に対して、現代ビジネスは“計画的”で“競争的”な「弥生型」が主流であると説明。その上で、アバター卒業式の企画書の実物を公開しながら、新しい価値を創造する「縄文型」の具体例を紹介した。

 一見、左脳的な「問題解決」と右脳的な「価値創造」は、全く相反するものに見える。しかし、セミナー終盤で展開された2人のトークセッションでは、それぞれの思考は相互に密接に関わり合っており、そのバランスこそ重要であると力説された。高松講師は「このような先の見えない社会情勢では、先陣を切って思考のアップグレードをしてもらいたい」と、谷中教授は「縄文と弥生のツインドライブ、すなわち、価値創造と問題解決の二つのエンジンを大切にしていきましょう」と締めくくった。

 教員プロボノによるオンラインセミナーは、今回を皮切りにシリーズ展開する予定。詳細は、同大ホームページへ。

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