「医療経営・政策産学官連携講座」開設

　横浜市立大学は、大学院国際マネジメント研究科・データサイエンス研究科・医学研究科の3研究科に所属する教員を中心に「医療経営・政策産学官連携講座」を開設する。

　今後、「医療×経営」の講座を開設し、医療経営に精通した人材を医療、経営、データサイエンスなどのアプローチにより体系的に育成していく。さらに講師陣による医療機関への経営支援や地域医療の支援、医療業界を中心とした産学連携のプラットフォームとしても活用していく。

　本講座は、7月から2021年3月まで試行期間として実施し、以降も継続していく予定だ。同大付属の2病院、都心部のサテライトオフィス、同大医療経営プロジェクト研究室を拠点とし、取り組む。社会人向け公開講座の開講、講師らの病院・介護施設の経営相談、自治体などへの支援、産学官連携による、研究の推進にも取り組んでいく。

　また、開設記念シンポジウムはオンライン会議システムZoomを使用し、開催する。8月5日午後6時半から「医療経営・政策の今後の展望－COVID-19への対応を踏まえて－」をテーマで行う。参加希望者は以下のフォームから申し込む。