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スポーツ研究所 運動・生活行動に関するアンケートを実施 リラックス方法を公開

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スポーツ研究所が調査したアンケート集計結果 拡大
スポーツ研究所が調査したアンケート集計結果

 専修大学スポーツ研究所(佐竹弘靖所長)が5月、スポーツリテラシーの授業を履修する1年生2277人を対象に、運動・生活行動に関するウェブアンケートを実施した。その結果、新入生の27%が抑うつになりうる、またはすでに抑うつの可能性があることが分かった。スポーツ研では結果と合わせてストレスの予防・解消法をウェブで公開。「自身の状況を認識して、うまくストレスをコントロールする方法を知ってほしい」としている。

 スポーツ研では、運動習慣などに関するアンケートを2014年度から実施。今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと思われる新入生のストレス状況を把握するため、アンケートに自己診断チェックシート(東邦大式SRQ―D)を追加した。富川理充商学部教授が中心となってまとめた。斎藤実文学部教授は「1年次生はいまだにキャンパスで授業を受けたことがなく、平時とは異なる環境に置かれている。そのため運動だけでなく、心理的な部分でも客観的なデータを残そうと考えた」と意図を語る。

 診断に使われたSRQ―Dは軽症うつ病発見の手がかりの一つとして行われる簡易テスト。結果も表示されるので、学生自身が現在の精神状態を把握できる。「まずは自分の状況に気付くことが重要。診断結果を見ることで、気分転換を図るなど対応することもできる」と平田大輔文学部教授。

 調査結果を受け、ストレスの予防・解消法についてもまとめた。臨床心理学を専門とする角田真紀子経済学部講師、ヨガインストラクターの露木めぐみさんが協力。日常生活の中で無理なく心と体を整えるための呼吸、睡眠、食事などを通したリラックス方法を紹介している。角田講師は「体を動かすだけでなく、考え方を変えるだけでもストレスは減少する。紹介した方法のほか、誰かに相談したり、状況から逃げたり距離を置いたりしてもいい」と語る。

 今後は、露木さんによる「自宅でできるストレス低減法(ヨガやマインドフルネス)」の動画を公開する予定。佐藤雅幸経済学部教授は「本研究所には、我が国トップレベルの運動・スポーツ分野の研究者がたくさん所属している。今後も幅広く活動し、成果や有益な情報を積極的に公表していく」と語った。調査は今後も継続して実施する予定。

 専大スポーツ研究所(大学生における運動・生活行動に関するアンケート調査はこちら) 

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