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クロスアポイントメント制度始動 外部人材による研究活動と産学連携推進へ

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大阪教育大の栗林学長(前列中央左)と安松特任准教授(同右) 拡大
大阪教育大の栗林学長(前列中央左)と安松特任准教授(同右)
辞令交付式後に行われた懇談会の様子 拡大
辞令交付式後に行われた懇談会の様子

 大阪教育大学は、情報通信会社のオージス総研(大阪市西区)と同社の研究員が同大学の教員としても働くことができる「クロスアポイントメント制度」に関する協定を締結した。協定に基づき、7月1日付で、安松健(やすまつ・けん)氏を特任准教授として採用した。

 クロスアポイントメント制度は、研究者などが大学、公的研究機関、企業の中で、二つ以上の機関に雇用されつつ、一定の従事比率(エフォート)管理の下でそれぞれの機関の役割に応じて研究・開発、教育に従事することを可能にする制度。人材が組織の壁を越えて活躍することを通じて、企業の研究や技術と大学の研究の橋渡し機能が強化されることが期待される。

 同大学ではこの制度を通じて、専門性の強化を図るとともに、教員養成大学としての産学連携の新たな可能性を追求する。今回初めて採用した安松特任准教授は、理数情報教育系に所属し、主に「エビデンスに基づく教育手法・カリキュラムなどの開発」の教育研究に従事する。

 また、付属学校改革に関わるプロジェクトのうち、データを活用した教育の質改善プロジェクト「教育分野へのAI活用可能性の探求」について、新たな教育手法を獲得するための技術アドバイスも行う予定。来年度から、改組予定の大学院教育学研究科(修士課程)の授業も担当する準備を進めており、今後の活躍が期待される。

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