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実践女子大学は9月10日から、新型コロナウイルスの感染拡大(コロナ禍)を受け、新入生同士が交流を深める「学生生活スタートアップ ワークショップ」をオンラインで開催した。学内行事の中止や授業のオンライン化などに伴い、学生がキャンパスに足を運べず孤独感を深めるなか、協働ワークなどを通じて新入生が互いに知り合うきっかけを提供した。
ワークショップは、大学や短期大学部に入学後もキャンパスに一度も来たことのない新入生を対象に、10~15日のうち4日間で実施した。大学や短期大学部の新入生は約1200人おり、同じ学科や専攻で学ぶ新入生同士で交流を深めてもらおうと、英文学科や日本語コミュニケーション学科など学部・学科別に分けて行われた。
例えば、英文学科のワークショップは14日午後に開催された。約1時間半かけて行うプログラムのメニューは、「ソーシャルスタイルチェック」や協働で行う課題解決ワークなど。このうち、ソーシャルスタイルチェックは、簡単な一問一答を通して自分のコミュニケーションスタイルの癖を知ってもらうため実施。
また、課題解決ワークは、就職試験で一般的な適性検査(SPI)の「推論」に似た課題にチーム対抗で取り組み、参加者が1グループ3~5人の3チームに分かれて回答の速さを競い合った。
このほか、ワークショップ終了後には学内サークルの勧誘タイムも設けられた。サッカー部や国際観光研究部など13サークルの代表者がオンラインで参加。コロナ禍でこれまであまりなかった新人勧誘の機会を逃すまいと、新入生に熱心にサークルの活動内容をアピールしていた。