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社会学部舞台表現プロジェクトがハンセン病問題をテーマにした演劇 12~14日

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長島愛生園歴史館の担当者から説明を受ける学生ら 拡大
長島愛生園歴史館の担当者から説明を受ける学生ら
舞台に向けて稽古(けいこ)するSTEPの学生ら 拡大
舞台に向けて稽古(けいこ)するSTEPの学生ら

 追手門学院大学の社会学部舞台表現プロジェクト(通称STEP)は、11月12~14日にハンセン病問題をテーマにした演劇作品「あいまい宝島」(大阪府人権協会、茨木市後援)を、同大学茨木安威キャンパス(茨木市)学生会館展示室で公演する。13、14日には、動画投稿サイト「ユーチューブ」の限定公開でライブ配信され、STEPのホームページから申し込みすれば誰でも無料で視聴することができる。

 「あいまい宝島」は劇作家の長谷基弘さんが執筆した中編戯曲。過去や認識を失う架空の病気にかかり、小さな島に完全隔離された人々の生活や、失われていく人間関係、生きることへのぼんやりとした実感を描いている。ハンセン病を題材にした作品「風が吹いた、帰ろう」の本公演に向けたプレ企画として制作された。

 STEPは、本格的な表現活動を通してコミュニケーションスキルや他者との協働力を学ぶ、学生が主体となって作るプロジェクトで、1~4年生29人が参加している。昨年からハンセン病をテーマにした演劇作品の創作を思案してきた。「コロナ差別」という言葉が誕生した2020年。100年に1度の疫病と戦う私たちが何か大切なものを思い出すきっかけになればと公演に挑む。演出は劇団「タテヨコ企画」創設者で同大学社会学部の横田修准教授が手がけた。

 今回の公演にあたり、岡山県瀬戸内市の国立療養所・長島愛生園を訪問し、元病者たちの実体験を調査した。また、ハンセン病者のライフヒストリーを研究する同大学社会学部の蘭由岐子教授を学術アドバイザーに迎え、元病者が歩んだ歴史を学んだ。当日はハンセン病に関する人権啓発活動を目的とした展示も行う。

 開演時間は、12、13日が午後6時半、14日が午前11時と午後2時。定員は各回30人。無料。観覧希望者は、STEPのホームページから申し込む。

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