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11月11日、相愛大学に、ハンガリーの伝統楽器「ツィンバロン」が寄贈された。寄贈したのは、日本ハンガリー友好協会理事の後藤田夫規子氏。
ツィンバロンは、台形の箱に張った金属製の弦をたたいたり弾いたりすることによって音を出す楽器で、ハンガリーを中心とする中欧・東欧地域における民族楽器である。
2019年2月16日、相愛大学南港ホールにおいて開催された「ヘレンチャール・ヴィクトリアのツィンバロンと相愛フィルハーモニアの共演による『ハーリ・ヤーノシュ』とハンガリーの合唱のゆうべ」の公演がきっかけで、今回の寄贈が実現した。寄贈されたのは、その公演にも使われた楽器で、10年に後藤田氏が発注し、ヘレンチャール・ヴィクトリア氏監修のもと、ハンガリーにて作られた貴重なものである。
相愛オーケストラ委員長の中谷満氏によると、「今後、相愛大学において『ツィンバロン』を学べる講座や、相愛オーケストラとの共演なども企画したい」という。