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在学生がウルシの木の活用プロジェクト クラウドファンディングのリターン品を制作

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プロジェクトに参加した上原健太さん(左)と呉敏さん 拡大
プロジェクトに参加した上原健太さん(左)と呉敏さん

 拓殖大学(東京都文京区・八王子市、鈴木昭一学長)工学部永見研究室はFEEL Jと共同で、SDGsに貢献する「ウルシの木の活用プロジェクト」に2020年度から参加している。

 プロジェクトでは、国内で使用されている漆の約95%を主に中国からの輸入に頼っている現状を改善するため、国産漆の復興活動の一環として、産地の地域活性化を目的としてウルシの木を活用した商品開発に取り組んでいる。

 このたびプロジェクトでは、広報と活動サポートを目的として、クラウドファンディングによる支援金募集を開始した。永見研究室では、リターン品の一つとしてウルシの木の特徴を活かした置時計と掛け時計を制作した。

共同研究概要

1.目的

(1)未活用のウルシの木材を用いた商品開発を行い、ウルシの木の収益化を通じて現在逼迫(ひっぱく)している漆の生産体制を支え、産地の地域活性化にもつなげる。

(2)プロジェクト実施の過程において漆を知る機会を提供し、自然素材を活かす漆文化を広めることで持続可能な社会づくりに貢献する。

2.実施体制

・拓殖大学 工学部 デザイン学科 永見豊 准教授

・FEEL J 株式会社 加藤千晶 代表取締役

3.参加学生

・永見研究室 呉敏(大学院1年)、上原健太(工学部デザイン学科4年)

・プロダクトデザインⅢ・演習(デザイン学科3年前期)ウルシの木チーム

 プロジェクトに参加した上原さんは、「埼玉県にある『縄文うるしパーク』でウルシの木の植栽活動を体験したことをきっかけに、このプロジェクトに興味を持ち、今回樹皮を活かした置き時計と年輪が文字盤となる掛け時計を制作した。特に工夫したのは、表面のコーティングで、樹皮の裏側にはかぶれ成分があること、樹皮がもろいことから、塗料や接着剤の組み合わせを試行錯誤しコーディングの最適な方法を探った。木材のカット、レーザー加工では実習工場の教員に指導を受け、イメージ通りの製品を作ることができた。クラウドファンディングを通して、多くの人にこの活動を知ってもらい、ウルシの木産地の活性化につながる事を願っている」と語った。

 呉さんは「多くの関係者と一緒にウルシの木のセカンドライフを探求する機会をいただき、とても光栄に感じている。担当したのは文字盤とロゴマークのデザインであり、文字盤ではウルシの木の悠久の歴史と漆の独特性を感じてもらえるように、漢数字・大字を使った文字盤をデザインした。ロゴマークについて、漆液を採取するかき傷と樹木を囲む円は、伐採した後に植樹する循環を、円は運動が絶えず創造されている状態を表現している。私たちは自分の長所を発揮して、両腕を広げて、他人とつながって、協力すれば、もっと大きな円になり、もっと大きな事業を成し遂げられる、そのような思いを込めてデザインした」と制作意図を語った。

本取り組みの詳細は拓殖大学ホームページまで

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