成女高校(東京都新宿区)と包括連携協定を締結

　日本薬科大学（丁宗鐵学長）は4月12日に成女高校（東京都新宿区、小泉潤校長）と包括連携協定を締結した。協定は、大学と高校が密接に協力、連携することで、双方の活力ある個性豊かな教育活動の推進に寄与することが目的。

　成女高校は今年創立123年になる歴史ある私立女子高校。「キャリア教育」「リーダー教育」「表現教育」を三つの教育指針として掲げ、教養と表現力を土台とし、自分の将来を切りひらいて、夢を実現していく教育を行っている。

　同大学で行われた締結式で、都築稔副学長は「生徒の探求学習など、さまざまな部分で支援をしていきたい」と述べ、成女高校の小泉潤校長は「生徒にもっと理系に興味を持ってもらい、将来の進学の視野を広げてもらいたい」と、ともに抱負を語った。

　今後の連携として、高校が実施するキャリア教育の一環である自主研究ゼミで、同大の教授が講義や実習を行う予定。

　同大は2016年より高校との連携を進めており、現在、埼玉県と東京都の高校と協定を締結して、探求学習の支援や部活動の支援などを行っている。