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公式HP:http://www.otemon.ac.jp/ 所在地:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15 電話:072-641-9590
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追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、真銅正宏学長)は、教育・研究力向上のための経営基盤の安定化と学部多様性の確保によるイノベーション創出を目指し、4月から6年間の第Ⅳ期中期経営戦略を策定し、総持寺キャンパスへの拠点集約計画を発表した。
文理を超えた学びを推進し、学部増設および理系学部開設構想などにあわせ、既存学部のキャンパス配置を見直し、茨木総持寺キャンパスに新校舎を建設して大半の学部・大学院および本部機能を集約することで、2025年4月から茨木総持寺キャンパスを拠点化する。
これに合わせて、2019年に開設したⅠ期棟の東側に、地上6階建て南北に約250メートルの新校舎となるⅡ期棟を建設する予定だ。
すでにソフト面では2021年より学生の学びを個別最適化する教育DXの取り組みを、文部科学省の「教育高度化事業」の採択を受けて全国に先駆けて進めており、ハード面も整備することで全国のモデルとなる一大学術・教育拠点へと進化を目指す。
新校舎は、学生が学ぶ教室や、研究室、さまざまな学びと交流を促すエリアを協働空間として同じフロアに配置する。学生同士の主体的な学びを促進し、学生と教職員が互いに「学びあい、教えあい」交流することによって、新たなアイデアを生み出しイノベーションが創出する環境をつくる。
1階部分は、地域や社会との協働の場として広いフリースペースと600人収容のホールを設ける。また、2~5階は中教室および小教室、研究室、自由に議論や発表が可能な交流エリアを同じ空間に配置する。6階には事務機能を集約配置し、職員の業務エリアのフリーアドレス化と合わせて、イノベーションの創出拠点として職員の働き方も改革していくという。