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第27回かわさきロボット競技大会でロボット技術研究会が活躍!

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第27回かわさきロボット競技大会

 「第27回かわさきロボット競技大会」が8月28日に川崎市産業振興会館で開催され、バトルロボット部門で、立命館大学理工学部のプロジェクト団体「立命館大学ロボット技術研究会(RRST)」の坂泰世さん(理工学部4年)が7位に入賞し敢闘賞を獲得した。また同研究会の関谷奏さん(同4年)が審査員特別賞の「メディエックステック賞」を受賞した。

 「かわさきロボット競技大会」は、脚・腕構造を持つラジコン型ロボットによる異種格闘技大会で、次世代産業を担う技術者の育成、技術力の向上が目的。今大会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で3年ぶりに開催され、129チームの応募のなかから、書類審査を通過した48チームが予選トーナメントに出場した。

 坂さんが使用した機体は「湊」。転倒防止機構が装備された、重心バランスの良さが強みとなる機体で試合に挑んだ。最終予選で、相手の機体との相性が非常に悪いなか、手堅い防御で相手ロボットの投げから姿勢を立て直して反撃。もつれ合いながらも場外に押し出し、勝利をつかんだ。決勝トーナメントでは惜しくも敗退したが、7位に入賞。敢闘賞を獲得した。

 また、関谷さんが制作した機体「偽」が、審査員特別賞の「メディエックステック賞」を受賞した。汚れ・劣化が目立たないような装飾や機体のフォルムにこだわったり、実用性を失うことなく、美しい機体を生み出した点が評価につながった。

坂泰世さんの入賞のコメント

「私たちにとって、今回の大会はコロナ禍が始まって以来、やっとの思いで参加できた大会でした。これまでの2年間は、大会の中止で活動の成果を発表する機会に恵まれませんでした。活動の制限や途切れかけた技術の継承、新入部員不足と後輩教育の立て直しなど、コロナ禍によって生じたさまざまな問題を乗り越えてつかんだ、念願の大会出場でした。大学卒業までに大会参加を諦めず、今回、大会運営委員やボランティア、協賛企業の皆様のご尽力のおかげで、大会が実現されたことに深く感謝しています。大会に出られたことだけでも特別ななか、結果を残せたこともうれしく思います」

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