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ユニバ・リポート

<ブラインドメイク>目が見えなくてもお化粧できます−−日本ケアメイク協会

写真=ブラインドメイクの実演をする松下恵さん(写真左)

 「ポイントは両手で同時に顔の左右対称に塗ることです。だから見える人よりも早いんです」

     2010年に視覚障害のある女性が自分で化粧ができるメイク法を編みだしたのは日本ケアメイク協会代表の大石華法さん(50)。日本福祉大大学院で鏡を使わずに視覚障害者も化粧ができる方法を研究、大阪の日本ライトハウスで視覚障害者のためのケアメイク教室を開催した。

     今月初め、東京都内で開催されたファイザー製薬主催のセミナーでブラインドメイクを実演した東大阪市の主婦・松下恵さん=写真=は、42歳で突然網膜剥離を発症、視力を失ったが、大石さんの指導で見えていた頃のように自分で化粧ができるようになったという。

     「マスカラやアイシャドーを乾かす間に口紅も塗ります。両手を使って左右を均等に塗りますからフルメイクに12分しかかかりません。自分で化粧ができることを知ってもらうことで、積極的に社会に参加するなど前向きな人生を取り戻してほしい」と大石さんは期待する。【岩下恭士】