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ユニバ・リポート

<iOSアプリ>3Dオーディオで位置情報をお知らせ--マイクロソフトの……

<iOSアプリ>3Dオーディオで位置情報をお知らせ--マイクロソフトのサウンドスケープを試す

 マイクロソフトはこのほど、視覚障害者が歩行中に周囲の施設などをチェックしたり、目的地までの距離や方角を音声で知らせるiOS用3Dオーディオ技術「サウンドスケープ」を開発、アメリカとイギリスのアップルアプリ配信サイトAppストアで無償公開した。

     サウンドスケープは、店舗やバス停などに設置されたビーコンの位置情報を認識して360度の立体音として通知する。利用には3Dオーディオを受信可能なステレオヘッドホンが必要だが、試しにアップルのブルートゥースステレオイヤホン、エアポッズで聞いてみた。

     アプリを起動すると「マイロケーション(現在位置)」「アラウンド・ミー(周辺)」「アヘッド・オブ・ミー(前方)」の選択ボタンが表示されるので、「周辺」を選択すると「ピピッ、郵便局、65メートル」などと右前方のやや遠方からアナウンスが聞こえてくる。また「前方」を選ぶと「ピピッッ、スターバックス、20メートル」などと今度はかなり近い正面前方から大きな声でアナウンスが聞こえてくる。アナウンスの方向と音量の違いで全盲者も遠近感を直感的に理解できるのはありがたい。

     一点気になったのは道路上では「インターセクション、50メートル」などと案内するが、交差点情報はいつも「恵比寿南交差点」のような固有名称が通知されなかったことだ。なおこのアプリは現在、日本のAppストアには表示されないので、米国のアドレスに変更して取得したもの。スマートフォンのマップ情報は利用できるようだが、表示される情報は現地と異なる部分があるのかもしれない。日本語対応に期待したい。【岩下恭士】