ユニバ・トーク

2月20日 見守り

 通勤に利用している東京メトロ日比谷線の駅ホーム上を歩いていると、すぐ後ろからついてくる人がいた。僕が止まると相手も止まり、歩き出すとやっぱりついてくる。

     あまり気持ちのよいものではなかったので振り返って「私に何かご用ですか?」と尋ねると「お客様の見守り中です」と男性駅員が答えた。

     しかし見守りとはいうものの、点字ブロック上に人が立っていても何か注意してくれるわけでもなく、「前に人がいます」とも教えてくれない。これでははっきり言って迷惑なだけだ。

     「見守りありがとうございます。それなら私は先頭車両から次の電車に乗りたいので、そこまで腕を貸してください」と頼んだが、「それなら別の者を呼んできます」と言うので「それならいいです」と断った。見守りっていったい何だろう?【岩下恭士】