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ユニバ・リポート

活字読み上げや文字起こしの最新技術を紹介--第46回国際福祉機器展

写真=日本テレソフトから販売されている音声読書器「スマートリーダーHD・OCR」

 第46回国際福祉機器展(全国社会福祉協議会、保健福祉広報協会主催)が9月25日から3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。福祉車両や電動車いす、介護ロボット、入浴補助具など最新の福祉機器が、国内外から出展された。会場には介護事業関係者や福祉用具開発者ら、延べ約10万5000人が訪れた。

 コミュニケーション支援関連のエリアでは、点字プリンターなど視覚障害者向けの支援機器を開発・販売する日本テレソフトが、卓上型活字読み上げ装置「スマートリーダーHD・OCR」を展示した。ワンタッチでA4サイズの書籍や印刷物を認識して読み上げる装置で、大きさは幅11.4センチ、奥行き23センチ、高さ24.1センチ。重さは1.8キロで、操作する際にパソコンやインターネット環境は必要ない。本体に搭載されたソニー製の高感度カメラの前に読ませたい印刷物を置いてスキャンボタンを押すと、数十秒後に内蔵スピーカーとイヤホンから、認識した文字が読み上げられる。日本語と英語に対応し、音声は男性と女性の2種類が選択できる。スキャンした文字データはUSBで転送も可能だ。フル充電で連続8時間使用でき、ディスプレーを接続すれば、拡大読書器としても利用できる。価格は19万8000円(税込み)。

 同機器展では、市販のタブレットやスマートフォン、スマートスピーカーなど障害者や高齢者向けに特別に開発されたものではない身近な製品をバリアフリーに活用する「アルテク」についての講座も開かれた。27日には、東京大学先端科学技術研究センター特任助教の平林ルミさんが学習障害や認知障害のある人の読み書きを支援する技術について取り上げた。平林さんは、「見た目は普通の子供と変わらない16万8000人が文字の読…

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