ユニバ・リポート
岡根鉄郎さんら視覚障害者3人が合格--読み上げソフト「NVDA」のエキスパート認定試験
2019/10/23 16:20(最終更新 10/23 16:22)
有料記事
1513文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

視覚障害者用のWindowsスクリーンリーダー(画面読み上げソフト)として全世界に無償公開されているNVDA(NonVisual Desktop Access)のエキスパート認定試験に、岡根鉄郎さん(39歳)ら日本の視覚障害者3人が合格したと発表した。ソフトを開発し、認定試験を実施しているオーストラリアのNPO(非営利組織)、NVアクセスが発表した。
NVDAは40カ国語以上に対応し、無償ながら高機能のスクリーンリーダーとして全世界でトップシェアを誇る。ただし、使いこなすためのスキルの習得に手間がかかることから、Windowsの基本知識から点字ディスプレーなど、周辺機器との接続まで広範な知識を持つエキスパート資格を与えるサポーター向けのオンライン認定試験制度を開設した。これまでに120人余が認定を受けているが、日本ではユニバーサルデザイン(U…
この記事は有料記事です。
残り1136文字(全文1513文字)