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京セラは、近距離無線通信方式の一つであるRFIDとスマート白杖(はくじょう)を使って視覚障害者が駅ホームなどを安全に利用できる歩行支援システムを開発、18日から横浜市内の同社みなとみらいリサーチセンターで体験希望者による実証実験を開始する。
開発中の「視覚障がい者歩行支援システム(VAシステム)」は、駅ホームなどに非接触型の短距離無線技術方式の一つのRFIDのパッシブタグを埋め込んで、ホームの端や乗車口などの情報を専用のスマート白杖に振動や、連動したスマートフォンからの音声で歩行者に知らせるというもの。市販されているパッシブタグの通信距離は数十センチで、バッテリーは不要。物流業界などで普及していることから低価格で市販されている。振…
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