ユニバ・トーク

7月13日 3密

 通勤に利用している乗り換え駅の東京メトロ茅場町で、駅員が新型コロナウイルスに感染したというニュースを聞いて「困った」と思った。いつもホームまで誘導してくれる若い女性警備員さんもこの時期になると暑いので半袖だ。誘導してもらうため、その腕を素手でつかむことになる。密閉、密集、密接どころか、密着だ。

     実は毎年夏になると、晴眼者に誘導してもらう可能性のあるときは、使い捨ての医療用手袋をはめている。お互いの肌が汗でベタベタにならないように。ところが新型コロナウイルスの感染予防には、ウイルスが付着する手袋は推奨されていない。「素手でごめんなさい」と言い訳すると、警備員さんは「大丈夫ですよ」と笑って車両ドアまで見送ってくれた。【岩下恭士】