ユニバ・リポート

スマホもフルキーボードで文字入力スイスイ--iPhone用ブルートゥースクワーティーケース

iPhoneケースとして使える「クワーティーケース」

 iPhoneケースの裏側にフルキーボードを搭載した視覚障害者向けのワイヤレスキーボード「QwertyCase(クワーティーケース)」が韓国で好評だ。「スマートフォンは使ってみたいけどタッチ操作が不安」そんな視覚障害者の悩みを聞いた韓国のベンチャー企業クワーティーケースが開発した。

     「クワーティーケース」は一般的なパソコンのフルキーボードと同じQwerty配列のローマ字キーボードで、左右15個ずつ配置された30個の物理キーボードを両手指で押して入力する。iPhoneに標準搭載されている画面読み上げ機能のボイスオーバーに対応しており、押されたボタンを選択した言語の音声で読み上げる。電話や電卓などには左側キーボードだけをテンキーとして使うこともできる。日本語入力では漢字の詳細読み上げにも対応しており、メールやSNSなどの漢字かな交じりテキストメッセージ作成やテキストチャットなどにも使えそうだ。

     「クワーティーケース」の対応機種はiPhone 11PRO、X、XSの他、キー配列の異なるSE、7、8で、iOS12.0以降のOS搭載モデル。日本国内ではまだ発売されておらず、ネットなどでも取り扱っていないが、スマートフォンの中でiPhoneは全世界の視覚障害者の間で現在圧倒的にユーザーが多く、同社では日本のアップルストアなどに展示して、日本の視覚障害者の反応を見た上で日本仕様の発売を決めたいとしている。【岩下恭士】