ユニバ・リポート
iPhone12Pro Maxで人検出機能を試す-アップルのLiDERスキャナーセンサー
2020/12/22 15:01(最終更新 12/22 15:03)
有料記事
803文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
アップルのスマートフォン、iPhone(アイフォーン)の最新機種に、ハンバーガーショップのレジなどで注文の順番を待つ視覚障害者が列の動きを認識できる振動センサー「人の検出」が搭載された。アイフォーンやiPad(アイパッド)、iPodTouch(アイポッドタッチ)やMacBookなど、アップルの携帯端末やパソコンには、身体の不自由な人の操作を支援するアクセシビリティー機能が標準搭載されている。代表的なのが、画面の見えない視覚障害者向けに、画面上で指で触れた部分を音声で読み上げる「ボイスオーバー」だ。
先月発売されたiPhoneの最新機種「12プロ」「12プロマックス」は同社のAR(拡張現実)技術を支える「LiDERスキャナー」を搭載しており、設定メニューの一つである文字の大きさなどを調整できる拡大鏡の中に「人の検出」が加わった。LiDERスキャナーは正確な物体認識や大きさの計測を可能にする強力なセンサーで、iPadプロ12.9インチ(第4世代)、iPad11インチ(第2世代)、iPhone1…
この記事は有料記事です。
残り351文字(全文803文字)