アメリカ合衆国の大統領選挙は4年ごとに行われます。おおまかに3つのステップに分けられます。
米国は共和党と民主党の2大政党制で、まず、それぞれの党の指名候補を選ぶため、2~6月に各州で予備選や党員集会が開かれます。2月3日の中西部アイオワ州の党員集会はその初戦です。
予備選は投票、党員集会は討論などを通じて順位を決めます。その結果によって各州に人口に応じて割り当てられた代議員が配分されます。
民主党の代議員数は約4000人で、過半数を獲得した候補が勝者となります。過半数に到達しそうにない候補は脱落していくため、通常は党大会前に勝者が事実上決まります。
3月3日は予備選や党員集会が集中するスーパーチューズデー(決戦の火曜日)で、全体の3割強の代議員の割り振りが決まるため、情勢が見えてきます。
各党候補は夏の全国党大会で正式に指名された後、11月3日の本選に進みます。
本選は州ごとに投票があり、大半の州では勝者がその州に人口比で割り当てられた「選挙人」を総取りします。選挙人計538人の過半数270人を獲得した候補が当選です。
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