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外反母趾でもどうしてもヒールを履きたいときの対処法

銅冶英雄・お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック院長

足のトラブルとその対策【中編】

 足のトラブルの中でも特に女性に多いのが外反母趾(ぼし)。複数の原因が重なって発症し、ハイヒールやパンプスなど足に負担がかかる靴を履く機会が多いことも原因の一つです。しかし、多少の痛みがあっても「おしゃれな靴を履きたい!」と思うのが女心というもの。そこで上手な靴選びのポイントと、外反母趾でもおしゃれな靴を楽しむための履き方について紹介します。

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お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック院長

どうや・ひでお 1994年日本医科大学卒業後、千葉大学付属病院、成田赤十字病院、国立がんセンター中央病院、千葉県立こども病院、千葉リハビリテーションセンターなどで勤務。豪州ベッドブルック脊椎ユニット留学などを経て、2010年、お茶の水整形外科機能リハビリテーションクリニック(東京都)を開院。その間、04年には国際腰椎学会日本支部賞、05年には国際腰椎学会・学会賞を受賞した。20歳の頃からぎっくり腰を繰り返し、腰痛がくせになっていた体験を生かし、運動療法、靴、栄養療法を組み合わせて体の痛みを根本的に取る治療法を考案してきた。医学博士、米国公認足装具士。著書に「腰の脊柱管狭窄症が革新的自力療法痛みナビ体操で治った!」(わかさ出版)、「頸椎症を自分で治す!」(主婦の友社)、「腰・首・肩の激痛がみるみる消える!奇跡の自力療法『背中ほぐし体操』」(宝島社)など多数。