国立がん研究センターがん対策情報センターの最新がん統計によると、膵臓(すいぞう)がんは5年生存率が10%未満と非常に厳しく、患者同士が集まる会の継続は難しい面がありました。そんな中、今年7月から、膵臓がんの患者が情報交換したり気持ちを分かち合ったりする「すい臓がんカフェ」が、東京都大田区の大森で2~3カ月に1回のペースで開催されています。参加希望者は会を重ねるごとに増え、毎回、1週間程度で参加募集を締め切る盛況ぶり。マスターとしてカフェを運営する膵臓がんサバイバー(体験者)の「キノシタ」こと木下義高さん(68)と「ハマリョウ」こと高村僚さん(63)にお話を聞きました。
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