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「薬飲み忘れたかな?」を防ぐ「IoT薬箱」とは

 超高齢社会を迎え、高齢者の服薬管理は大きな課題の一つ。特にひとり暮らしであれば、家族の心配はひときわでしょう。離れた場所から服薬状況をチェックできないか……それを実現したのが、IoT(アイオーティー)薬箱です。どのような仕組みなのでしょうか。

 薬の飲み忘れを防ぐために、さまざまなグッズがあります。代表的なものとして、1週間分、朝・昼・夕・寝る前と仕切られたピルケースや透明ポケットがあります。見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

 近年、高齢者の服薬支援ツールとして注目されているのが、「IoT薬箱」です。IoT(Internet of Things)とは、モノがインターネットにつながる仕組みをいいます。IoT薬箱の最大の特長は、服薬記録を家族や医療関係者などが外部から確認でき、情報を共有できる点です。

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