対談:メルティン・伊藤、粕谷、關×リバネス・丸CEO(1)
科学ベンチャーの最前線を探る連載第10シリーズは、生体信号で義手を動かすことのできる世界最高の「義手」技術を持つ、大学発ベンチャー「メルティンMMI」が登場します。筋電義手は、センサーで読み取った生体信号で義手を動かしますが、同社の筋電技術はどんな可能性を秘めているのか。リバネスの丸幸弘・最高経営責任者(CEO)と、メルティンの伊藤寿美夫CEO、粕谷昌宏・取締役執行役員(COO)、關(せき)達也・取締役技術責任者(CTO)の3人との対談を、4回に分けてお送りします。【進行・構成、サイエンスライター本丸諒】
◆リバネス・丸幸弘CEO 従来の筋電義手は、操作を習得するトレーニングが2カ月ほど必要でしたが、メルティンでは直感的な操作が可能で、わずか1〜2分で操作できるようになります。そして、義手だけでなく、筋電技術でさまざまな機械を動かす仕組みも作り上げようとしている。マンガ「攻殻機動隊」のような世界ですが、メルティンの3人から何ができるのかを聞いてみましょう。
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