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不足する修繕積立金「住民の無関心」が生み出す危機

編集部

不動産コンサルタント・長嶋修さんに聞く(2)

 マンションを買ってしまえば管理には無関心な住民の意識と、それにつけ込む業者の存在。マンションが抱える問題は複雑だ。不動産コンサルティング会社、さくら事務所会長の長嶋修さん(51)にマンションの現場を覆う課題を聞いた。【聞き手、経済プレミア編集部・渡辺精一】

 ――マンションが老朽化し、住民も高齢化して管理がおろそかになり、ますます建物が劣化する。悲惨なマンションの未来です。

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長く経済分野を取材してきた川口雅浩・毎日新聞経済部前編集委員を編集長に、ベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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