「朝起きたときに手や手指の関節がこわばって動かしにくい」「関節が腫れ、押すと痛い」――。そんな症状に心当たりがあったら、関節リウマチかもしれない。国民生活基礎調査(2019年)によれば、関節リウマチの患者は全国に約89万人、その76%は女性だ。体に備わった免疫機構の異常によって起こる病気だが、新型コロナウイルスとの関係で、感染しやすさや重症化の恐れなど留意点はあるのだろうか。そもそも女性に多いのはなぜなのか。「よくわかる最新医学 関節リウマチ」(主婦の友社)などの著書がある松野リウマチ整形外科院長の松野博明さんが解説する。
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