来年4月入社の内定を得た学生の多くは10月1日または3日に、会社の内定式に参加します。彼らは「ゆとり世代」「ミレニアル世代」と呼ばれますが、その中でも女性たちは、どんな思いで内定式に臨むのでしょうか。
「仕事中毒の老害」世代に違和感
生まれたころからインターネットが身近にある彼らは、ツイッター、インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って、レストランや旅行の写真を友だちとシェアするのが日常の一部です。高級ブランド品を無理して手に入れるような物欲はなく、気の合う仲間と日々を過ごすことを大切にする世代です。
東京都内の大学4年生、佐藤愛さん(仮名)もその一人。来春、住宅関連会社に就職することが決まっています。彼女は「仕事でとくに大きな夢はありません。仕事の内容よりも会社で長く働くことが重要だから、職場環境が気になります」と言います。
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