これからの薬局活用法

第5回
子供と薬 ──
安心して薬を服用していただくために

子供のお薬のこと、妊娠中のお薬のこと、お気軽にご相談ください

子供の粉薬にはおいしい薬もあれば、苦い薬もあります。苦手な味のお薬を小さなお子さんに飲ませるのは大変なこと、そんなご経験をお持ちの方も少なくないと思います。まずは笑顔で飲ませて、飲めたらたくさん褒めてあげてお子さんを安心させてあげてください。そしてちょっとしたコツですが、お薬は水に溶かして時間をおくと苦くなってしまうことがあるので、飲ませる直前に水に溶かし、飲んだ後は水などを飲ませて口の中にお薬が残らないようにしてあげてください。

もし、何か食品に混ぜて飲ませる時には、食品によってはお薬の効き目が落ちてしまうこともあるので、事前に必ず薬剤師にご相談ください。効果を損なわないで「飲める」方法を一緒に考えて行きましょう。私たちはお薬を飲ませる人も笑顔でいられるよう応援します。

また、子供はお腹の中にいる小さな胎児期から思春期を経て大人となります。次の世代を生み育てるまでに体格や体内の機能が大きく変化し、お薬の効き方や安全性も変わります。薬局では年齢や体重だけでなく、これまでの病気のこと、他に飲んでいるお薬やアレルギーのことなどを伺って、お薬の種類や量や使用方法がその人にふさわしいか確認いたしております。

特に妊娠中はお腹の中の赤ちゃんにお薬の影響がないか、授乳中は母乳に影響しないかを詳細に調べます。実際は全てのお薬が使えないというわけではありません。私たちは、妊婦さんが妊娠何ヵ月なのか、赤ちゃんは生後何ヵ月なのか、患者さんの症状はどうなのかなどを伺って、最適なお薬のアドバイスを考え安心を提供します。

お薬のことだけでなく食事や健康についても薬局でどうぞご相談ください。地域の薬局は健康サポートという新しい役割で、適切な情報へと橋渡しながら、これまでと変わることなく、地域の皆様の心と体の健康を守るお手伝いをさせていただきます。

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