第5回
選手村で活躍した薬剤師

スポーツファーマシストをご存じですか?「スポーツファーマシスト」とはアンチ・ドーピング規則に精通した薬剤師に与えられる資格で、意図しないドーピング違反から選手を守る日本独自の制度です。
アスリートは風邪や持病の治療の際にも、使用する医薬品にドーピング違反にあたる成分が含まれていないか注意する必要があり、スポーツファーマシストに相談することで、適切なアドバイスを受けることができます。現在1万人を超える薬剤師が認定を取得しており、それぞれの地域で活動をしています。
今回オリンピック会場には、全国の病院や薬局からスポーツファーマシストが集まり、臨時診療所や参加各国所属のチームドクターから発行された処方箋に対応をしていました。
今大会でもスポーツの価値を守るため、アスリートたちは大会前も大会期間中も数多くのドーピング検査を受け、自らがクリーンであることを証明しています。
大会期間中の急な病気やけがの場合、選手村総合診療所の薬局が利用されますが、薬を調剤する際にはアンチ・ドーピング規則違反にならないか、様々なガイドラインに沿ってチェックが行われたうえで、選手やチームドクターに丁寧に説明が行われ薬が渡されました。
これまでに幾度もオリンピックを経験した各国の選手やドクターからも日本のスポーツファーマシストチームに対して高い評価が送られました。
皆さんの身近でスポーツファーマシストがいる薬局はインターネットで検索でき、薬局にはステッカーが貼られています。普段かかりつけにしている薬局でも相談に応じ、必要な場合は、相談窓口を紹介しています。アンチ・ドーピングについて薬剤師にお気軽にご相談ください。
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