大腸ポリープ切除を受けていた北の湖親方

 2015年11月20日、日本相撲協会の理事長だった北の湖親方が亡くなりました。62歳でした。死因は直腸がんによる多臓器不全。折しも大相撲九州場所が開催中、相撲史に名を残す大横綱の訃報に多くの人がショックを受けたのも記憶に新しいところです。

 北の湖親方は史上初めて2度目の日本相撲協会理事長職に就いた12年2月以降、たびたび体調不良が伝えられていました。13年の年末には大腸ポリープの切除手術を受け、その後腸閉塞(へいそく)を起こして翌年の初場所を初日から休場しています。この時、「ポリープの切除」というニュースを聞いて、皆さんはどう思われたでしょうか? 今回は消化器系のがんの治療では頻繁に出てくるキーワード「ポリープ」について、整理してみます。

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小高雅人

小高雅人

佐野病院消化器がんセンター長

こたか・まさひと 大阪府生まれ、1997年高知医科大学(現・高知大学医学部)卒業。同大学付属病院第1外科、高知県立中央病院(現・高知医療センター)外科、国立がんセンター(現・国立がん研究センター)東病院大腸骨盤外科などを経て、2006年から佐野病院消化器センターに勤務。13年同病院消化器がんセンター長に就く。専門は胃がん、大腸がんの手術と化学療法、その他の消化器がん治療。

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