大腸ポリープ切除を受けていた北の湖親方
2015年11月20日、日本相撲協会の理事長だった北の湖親方が亡くなりました。62歳でした。死因は直腸がんによる多臓器不全。折しも大相撲九州場所が開催中、相撲史に名を残す大横綱の訃報に多くの人がショックを受けたのも記憶に新しいところです。
北の湖親方は史上初めて2度目の日本相撲協会理事長職に就いた12年2月以降、たびたび体調不良が伝えられていました。13年の年末には大腸ポリープの切除手術を受け、その後腸閉塞(へいそく)を起こして翌年の初場所を初日から休場しています。この時、「ポリープの切除」というニュースを聞いて、皆さんはどう思われたでしょうか? 今回は消化器系のがんの治療では頻繁に出てくるキーワード「ポリープ」について、整理してみます。
この記事は有料記事です。
残り1462文字(全文1805文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ