Photo Hilary Bronwyn Gayle
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「ローマの休日」脚本家はアメリカ反共主義と闘った

勝田友巳 / 毎日新聞学芸部長

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男

 「ダルトン・トランボ」と聞いて思い当たる人は、けっこうな映画通。名前にピンとこなくても、「ローマの休日」を知らない人はいないだろう。その脚本を書いたのが、トランボだ。

 「ローマの休日」は1953年、アカデミー賞で原案賞を受賞したが、当時の脚本は別人の名前、受賞者もトランボではない。トランボはこのころ、ハリウッドで表向き仕事ができなくなっていて、友人の名前を借りざるを得なかったのだ。いったいなぜ? その内幕を描いたのがこの映画である。

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勝田友巳

勝田友巳

毎日新聞学芸部長

1965年、茨城県出身。北海道大文学部卒。90年毎日新聞に入社し、松本支局、長野支局などを経て、東京本社学芸部。映画を担当して15年、新作映画を追いかける一方、カンヌ、ベルリンなど国際映画祭や撮影現場を訪ね、映画人にも話を聞いて回る日々。毎日新聞紙面で「京都カツドウ屋60年 馬場正男と撮影所」「奇跡 軌跡 毎日映コン70年」の、2本の映画史ものを連載中。

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