海湾旅行年に行きたい 台湾
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日本統治時代の日本人の旧移民村

AREA
花蓮
THEMA
文化

日本統治時代、台湾総督府によって花蓮、台東一帯で大規模な移民政策が行われ、吉野(花蓮県吉安郷)、豊田(花蓮県壽豊郷)、林田 (花蓮県鳳林鎮)、瑞穂(花蓮県瑞穂郷)、鹿野(台東県鹿野郷)など、十箇所あまりの移民村が建設されました。そこには、北海道や四国などの農村地帯から西洋文明の影響を受けた日本人が入植し、そのことは台湾における農業経営にも多大な影響を与えました。戦後、入植者は日本に帰国させられましたが、残された建築と文物からは往時の暮らしを垣間見ることができます。
移民村の多くの道路は碁盤の目状であるほか、各家の土地は正方形となっています。農業および家政技術の指導を行う移民村指導所や、治安を維持する派出所、医療サービスを行う医療所などもありました。また、信仰の中心として神社や布教所、子弟の教育を行う小学校も設けられており、当時の日本の移民政策が詳細かつ厳密に行われていたことが伺えます。
現在の壽豊郷豊裡村一帯にあたる「豊田」は移民村の中でも比較的保存状態が良好で、豊裡国民小学の講堂や中山路と民権路の交差点にある鳥居など、日本時代の建築物が残っています。「壽豊郷文史館」には豊田村や周辺地区の写真が数多く展示されており、日本の移民村の歴史を知る上では見逃せないスポットです。
その他統治時代に大規模な伐採作業が行われた林田山林場では、木材運搬のための鉄道の廃線跡や林場で働く人の宿舎などが残っており、林田山林業文物展示館内で見られる生活用品や書籍から、林田山の歴史を知ることができます。

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