Bunkamuraと共に、学生向けワークショップで“次世代の音楽家”を育成

「これからも文化を。これからの物語を。」をコーポレートメッセージに掲げるBunkamuraでは、さまざまな応援団と共に「創造・発信・交流・育成」による社会貢献に取り組んでいる。
「オフィシャルサプライヤー」を務めるキリンビバレッジとは、次世代の音楽家育成を目指した吹奏楽部ワークショップを開催する。
キリンビバレッジ広域法人・自動販売機営業部長の廖和民さんに狙いを聞いた。

廖和民氏
大手清涼飲料メーカーであるキリングループは、1978年から続けているサッカー日本代表の支援などさまざまな社会貢献活動に取り組んできた。その中で、2008年からBunkamuraの「オフィシャルサプライヤー」を務めている。廖さんは「スポーツ分野以外での社会貢献の取り組みは少なかったのですが、文化的な活動支援に取り組むため、グループ全体でビジネス面でのお得意様でもあった東急グループのBunkamuraとのコラボレーションを模索しました」と背景を語る。
こうしたBunkamuraとの連携の中で、2022年から吹奏楽部ワークショップがスタートした。「学生時代に吹奏楽部にいた社員が、学生の頃にワークショップを受けられたら良かったというアイデアを出したのがきっかけです。お互いのリソースを活用してWin-Winの関係を築くことができると考えられました」といい、Bunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる東京フィルハーモニー交響楽団メンバーによる学生向けのワークショップが企画された。
ワークショップは、プロ奏者に実際に演奏を教わることに加え、東京フィルの定期演奏会のリハーサルと本番の鑑賞で客観的に"音"を聴く機会も設ける。そして最後にはその成果を生かした演奏会での発表がセットになっている。
第1弾は神奈川県の桐光学園吹奏楽部で、2022年12月にワークショップが開かれた。プロの演奏家が学生の中に入り、熱心に指導を行い、学生たちは緊張した表情を浮かべながらも、集中して演奏に取り組んだ。その様子を見ていた廖さんは「学生たちが真剣で、時には指導してくれる方と活発に意見を交わしたり、厳しい表情を見せたり、本当に素晴らしい光景でした。学生の一人が『自分自身の音楽が発見できた』と感想をキラキラした目で話してくれて、新たな自我というか、創造に目覚めたという感じだったのが印象的でした」と振り返る。参加した吹奏楽部の学生も「ワークショップ後、演奏する曲に対して、自分の考えを持つようになった部員が増えた。以前より部員の間でも意見を交換し合って、自分の練習方法を見直す姿も多く見受けられました」と成果を語った。

ワークショップは2023年には東京都市大学等々力中学校・高等学校で実施され、2024年は田園調布学園中等部・高等部で行われる予定だ。この取り組みの影響は学生たちだけでなく、さらに広がっている。
昨秋、Bunkamuraでは若い才能の発掘・育成を長期的に継続して行っていくことを目的に「Discover Future Stars」を始動し、「Bunkamuraオフィシャルサプライヤースペシャル『未来の巨匠コンサート2023』」を開催した。このコンサートには、キリングループの多くの社員が鑑賞したという。廖さんは「今回のワークショップなどを続けて、発信もしていく中で、グループの社員に知ってもらい、『うちの会社はそんな取り組みをしているんだ』と誇りに思ってもらえれば」と期待する。
将来、Bunkamura再開に向け、自身も渋谷をよく訪れるという廖さんは「昔から渋谷は若者カルチャーを発信してきた。新しいBunkamuraが若者のための文化・芸術発信基地になるといいなと思います」と語る。
Bunkamuraが目指す「創造・発信・交流・育成」による社会貢献と、キリンビバレッジがCSVパーパスの一つとして重視する「コミュニティ」の「人と人とのつながりを創り、『心と体』に、そして『社会』に前向きな力を創り出す」が合致したコラボレーション。廖さんも「Bunkamuraを中心に、東急グループとキリングループがお互いになくてはならない関係を強めていきたい」と先を見据えている。

1995年、キリンビバレッジ株式会社入社。1999年より本社市場開発部にて12年間東急グループを担当。その後キリンビール広域法人支社などを経て2023年にキリンビバレッジ株式会社 広域法人・自動販売機営業部長に就任。

若き才能ある音楽家を発見・支援し、交流と演奏機会の提供を行うコンサート。
詳細はこちら才能が芽吹く、未来へのステージ







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