大人の絵本のような猫にまつわる美しい文学新聞を作りたい--。その信念を貫くため広告を載せず、読者の購読料と寄付に支えられてきた月刊紙「ねこ新聞」が、10月12日に200号を発行した。くしくも世は猫ブーム。創刊22(ニャーニャー)周年に大台を迎えた。
同紙は、気ままで誇り高い猫の生き方に魅せられた原口緑郎さん(76)を編集長に、1994年7月に産声を上げた。順風満帆な道のりだったわけではない。原口さんが脳出血で倒れ半身が完全まひし、一時休刊もした。「男のロマンは女の苦しみ」と笑うのは、妻で副編集長の美智代さん(76)だ。編集も出版も…
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