PR 東武動物公園で学ぶSDGzoo(協賛:江崎グリコ株式会社、住商フーズ株式会社、ミライフ株式会社)

動物園でSDGsを学ぶイベント「SDGzoo」開催 子どもたちに笑顔広がる

 動物を通じてSDGsについて学ぶイベント「どうぶつえんでまなぶSDGzoo」(毎日新聞社など主催)が11月15、16日の両日、埼玉県宮代町の東武動物公園で開かれた。来園した子どもたちは楽しみながら、命のつながりや生物多様性についての学びを深めた。

スタンプラリーで絶滅危惧種を知って

 「ホワイトタイガーの1日の睡眠時間はどれくらい?」

 「フタコブラクダのこぶは何のためにある?」

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 「SDGsスタンプラリー」は、参加者が園内8カ所に設置されたスポットを巡ってクイズに挑戦するアクティビティーだ。スタンプの台帳には、園内にいる絶滅危惧種に関することが記載されており、正解するとスタンプがもらえる仕組みになっている。

 クイズを考案したのはイベントをサポートする埼玉県立杉戸高校の生徒たちで、当日はクイズの出題役とスタンプ係を務めた。すべてのスタンプを集めると、お菓子やポストカードをゲットできるとあって、2日間で1700人の子どもたちがクイズに挑戦した。

コーヒーかすで動物園をハッピーに

 東武動物公園でのSDGzooの開催は2024年に続き2回目になる。今年はコーヒーかすを動物園でアップサイクルする「コーヒーかすでSDGs」という企画も実施された。

 コーヒー豆は工場での焙煎過程で、フカフカの薄皮(チャフ)、割れた豆の欠けら、コーヒー粉などの副産物が発生する。こうした「コーヒーかす」は産業廃棄物として捨てられることがほとんどだが、東武動物公園では動物福祉に役立てようと、馬の寝床に敷くことにした。

 フカフカのチャフは馬の足裏に優しく、消臭効果の高いコーヒー粉は尿などの嫌なにおいを軽減してくれる。使用し終わったコーヒーかすは、堆肥(たいひ)にして園内の花壇などに使うためゴミが出ない。本来捨てられるはずだったものをアップサイクルすることは、動物にも自然にも優しい取り組みだ。

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 15日に実施されたコーヒーかすの贈呈式では、動物園にコーヒーかすを提供した「ドトールコーヒー」(東京都渋谷区)や「三本珈琲」(神奈川県横浜市)の担当者が出席。東武動物公園担当者の山田篤さんは「大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。

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 贈呈式で司会役などを務めた杉戸高校2年の佐藤愛璃 さん(17)は、「コーヒーかすが動物園で再利用され、その後に堆肥として使われるサイクルは環境にいい取り組み。贈呈式は緊張しましたが、コーヒーのリサイクルを知ってもらえたし、お客さんの反応を見ながら話せて良かったです」と笑顔を見せた。

「SDGsブース」で自然や地球の未来を考える

 SDGzooでは、住商フーズ株式会社とミライフ株式会社、共催の東武動物公園が「SDGsブース」を出展し、江崎グリコ株式会社はスタンプラリーの景品を提供した。

・住商フーズ株式会社

 渡り鳥の住む森で育つコーヒー「バードフレンドリー®コーヒー」を手がける住商フーズのブースでは、緑豊かな森の風景写真の中にいる渡り鳥を探す「バードウォッチング」や、子どもから大人まで楽しめる「輪投げ」のアトラクションが実施された。

 輪投げに挑戦するとガチャガチャを回せるコインをゲットできるとあり、子どもの表情は真剣そのもの。ガチャガチャの中には、バードフレンドリー®コーヒーのロゴがあしらわれたハンカチやポーチが入っており、連日多くの親子連れでにぎわっていた。

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 バードフレンドリー®コーヒーは、2025年で日本発売20周年を迎えた。同コーヒーの売り上げが、渡り鳥が生息する森を守ることにつながっていることや、有機栽培で体にも自然にも優しいコーヒーであることなどをPRしながら、バードフレンドリー®コーヒーを多くの来園者に振る舞っていた。 

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「動物の中でも鳥が好きです」「子どもを持つと将来のことを考える機会が増える。未来のためにつながるコーヒーなんだと知ることができた」。

 そんな声をたくさん聞いたという同社の新沼美月さん(28)は、「子どもたちのたくさんの笑顔が見られたし、20~30代の保護者の方たちにバードフレンドリー®コーヒーを知ってもらうことができ、新しい顧客層も広げられて良かったです。バードフレンドリー®コーヒーは、未来につながっていくコーヒー。多くの人たちにもっと届けていきたいです」と笑顔を見せた。

 →住商フーズ株式会社 の公式サイトはこちら

 →バードフレンドリー®コーヒーのサイトはこちら

・ミライフ株式会社

 ミライフでは「エネルギー」と「防災」を考えてもらおうと、「エネルギーの大切さを体感する自転車発電チャレンジ」と「停電や災害時に役立つ廃材を使用したペットボトルランタンづくり」を実施した。

 用意された自転車をこぐと発電できるため、子どもたちは勢いよくペダルをこいで電気を生み出す大変さを体験していた。

 ペットボトルランタン作りのテーブルには、カラフルなセロファンやシールが並び、子どもたちは説明を受けながら制作を楽しんだ。災害時には水をいれたペットボトルの底から明かりを照らすことで「ランタン」代わりになるという事を学びつつ、思い思いにペットボトルを飾り付け、個性あふれる「ランタン」を制作した。

 経営企画部の遠藤松里さん(27)は「自転車をどんなにこいでも電気がつかないこともある体験を通して、電気をつけるには大きなエネルギーが必要だという事に気づき、毎日使っている電気が貴重だと感じてもらえたと思います。ペットボトルランタン作りでは、災害時に備えて防災グッズを準備しておくことの大切さを知るきっかけになっていればうれしいです」と話す。

 今回のイベント出展は、子どもたちに体験を通じてエネルギーや防災について学んでもらうことに加え、「地域貢献」も目的としている。

 ミライフ株式会社は以前、埼玉県内に本社があった。埼玉にゆかりがある企業であることから、遠藤さんは「埼玉の動物園でイベントを開催することに意義を感じています。今後も地域社会に貢献し、連携強化をさらに図りたいのでこうした地域密着型のイベントは今後も継続してやっていきたいですね」と力強く語った。

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 同社は、二酸化炭素の排出量が実質ゼロの「ミライフカーボンニュートラルLPガス」を供給。ほかにも、売り上げの一部が子どもの支援団体に寄付される「寄付型自動販売機」を拠点に設置するなど、地球や社会に優しい取り組みを進めている。

ミライフ株式会社の社会貢献活動を紹介

・江崎グリコ株式会社

 人気商品「ポッキーとプリッツ」が埼玉県内の工場で製造されていることや、獨協大構内で営業するコンビニエンスストアチェーンの店舗がポッキー&プリッツの日(11月11日)に全国の店舗中で売上1位を達成していることなどが縁になり、スタンプラリーの景品としてビスケット菓子「ビスコ」を提供した。

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 ゴール地点に、獨協大・高安ゼミの学生が立ち、商品をPRした。学生たちは江崎グリコ株式会社のCSRな取り組みを紹介するチラシも配布。神戸工場で生産しているビスコのうち割れてしまったものが豚のエサとなっていることや、食物アレルギーがある子どものために開発したアイスが販売されていることなどが掲載されており、チラシを受け取った親子連れは興味深そうにチラシに目を通していた。

 →グリコピア・イースト(埼玉)ってなに?

・東武レジャー企画株式会社(東武動物公園)

 東武動物公園のブースでは、「SDGs」への 取り組みを紹介したパネルなどを展示した。地域の企業(株式会社吉野家など)や農家から廃棄される野菜をもらい、動物たちのエサとして有効活用している。実際に提供してもらった野菜が入ったかごをブースに置くと、「この野菜が動物のエサになるんだね」と興味を示す子どもの姿もあった。

 子どもから大人気の「ちびゴジラ」(東宝株式会社のキャラクター)も登場し、多くの親子連れがちびゴジラとの記念撮影を楽しんでいた。

 UPCYCLE Technologies株式会社が製作したマグカップやタンブラーの販売も行った。これらの商品はコーヒーかすから作られており、売り上げは全額、東武動物公園に寄付された。

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 東武動物公園の中嶋庸子さんは「コーヒーかすで作ったカップや、動物のエサにしている廃棄野菜についても、学生さんが自分たちで調べてポップを手作りしたり、お客さんに説明したりしていてとても良かったです。今回もたくさんの人の笑顔が見られて満足しています」と語った。

 →東武動物公園の公式サイトはこちら

獨協大経済学部・高安健一教授のゼミ生のワークショップは大盛況

 SDGzooの運営には、独協大経済学部の高安健一教授のゼミ生も関わっている。

 今年は、スタンプラリーのサポートに加え、ゼミ3年生の団体「Pock∞t」(ポケット)が中心となり、体験型ワークショップ「草加レザーで動物型ストラップを作ろう」を実施した。

 大学がある埼玉県草加市の地場産業である「草加レザー」の切れ端を活用して作った動物型のストラップに、自分のイニシャルを刻印できるワークショップは、2日間で約400名が参加。大盛況のうちに終わった。

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 また、ワークショップ会場で子ども食堂にお菓子を届けるための募金活動を行ったところ、2万7114円の募金が集まったという。

 独協大3年生で「Pock∞t」代表の橋本明伽さん(21)は、「不安なことも多かったですが、たくさんのお客さんに来ていただき、皆さん笑顔で帰っていただくことが出来たのでホッとしています」と胸をなで下ろした。

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 高安教授は「東武動物公園のワークショップのノウハウを今回の企画に生かすことができた。さまざまな業種の企業、高校の先生や生徒たち、大学の先生や学生がコラボしたイベントは他にないと思う。皆さんが特技を持ち寄れば、れだけの大きなイベントになっている。これは新しいCSR(企業の社会的責任)のひな形になるのではないか」と力を込めた。

 →高安ゼミ公式サイトはこちら

杉戸高校生のイベント「満足度」は100%

 杉戸高校では2日間でのべ120人の生徒が、園内のスポットでクイズを出題したり、SDGsブースの運営を手伝ったりした。

 杉戸高校2年の百枝怜美 さん(17)は「今年初めて参加しました。子どもが『ありがとう』と言ってくれるのがすごく可愛くて、また機会があればやりたいと思いました」と話した。

 イベント終了後、ボランティアとして参加した杉戸高校生にアンケートを実施したところ、40人が回答。満足度を尋ねると、「とても満足」(72%)「満足」(28%)で、満足した生徒は100%となった。

 「小さな子どもや地域の方々、大学生の方とお話したり接したりする機会は、私にとって滅多にないことなので最初は緊張していましたが、とても楽しく終えられました」

 「子どもたちとコミュニケーションをとることがなかなか無いので、大変貴重な経験になったし、スタンプを押す時に子どもの性格がおのおの現れていて、見ていてとても楽しかったです」

 「企業の方々のとても親しげな様子が印象に残っています。私たち高校生に対してもですが、社員の方同士でも楽しげに活動されていたので、雰囲気の良い職場なのだろうなと印象に残りました」

 アンケートの自由記述欄に寄せられた言葉からも、生徒たちの満足度の高さがうかがえた。

 杉戸高校の齊藤友和・教務主任は「普段は出会えない大学生、企業の方々、お子さんや保護者、動物園の皆さん、いろんな人間に出会って刺激を受けています。不登校気味の生徒が積極的に来園者に話しかけている姿を見たときは感動しました。杉戸高校生が成長をするきっかけになっている行事です」と語った。

 →杉戸高校の公式サイトはこちら

 人間と動物が共に地球上で暮らすことができ、子どもたちが安心して生きていける未来をつくるため、毎日新聞社は全国の動物園の協力のもと、これからも力を尽くしていきます。

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