G連覇へのカウントダウン “点”ではなく“線”の打線 勝機逃さぬ「集中力」

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〇巨人6―3阪神●(15日・東京)

 巨人が阪神に逆転勝ちし、今季初の8連勝で優勝へのマジックナンバー「38」を点灯させた。

 勝負どころを逃さず、巧打が続く。一人一人が集中し、「点」ではなく「線」となって襲いかかるからこそ、どんな難敵も打ち崩す。巨人のリーグ2連覇へのカウントダウンが始まった一戦も、ここぞの場面で集中打が光った。

 潮目が変わったのは1点を追う六回だ。阪神の左腕・高橋に対し松原、亀井、岡本の3連打で追いつくと、丸も右前打で続いて好投手を攻略した。さらに2番手の左腕・岩貞に対し、1死満塁で打席には菅野とバッテリーを組む大城。「本当に何とかしたかった」と高めの変化球を右前に運んだ。2者を還す殊勲の勝ち越し打となり、両手でガッツポーズ。大城は八回にも適時打を放った。

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