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【ソウル米村耕一】朝鮮半島有事に備える定例の米韓合同演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」が21日、韓国で始まる。北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は20日付論評で「火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させる」と強く反発。北朝鮮は米領グアムに対する挑発検討を発表した後、米国の出方を見守る姿勢を見せている。演習開始によって半島情勢がさらに緊張する可能性もあり、関係国が注視している。
韓国で実施される定例の米韓合同演習には、3~4月の「キーリゾルブ/フォールイーグル」と8~9月の「乙支フリーダムガーディアン」がある。「乙支」演習は戦争などの非常事態に備え、軍の指揮所や各行政機関が参加。作戦計画の遂行や危機管理の手続きについて、コンピューターを使ったシミュレーションの形で進めるものだ。韓国国防省は14日、国会で「今回の演習を契機に北朝鮮の核・ミサイルへの対応を強化する」と報告し…
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