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むかわ町出身で東京在住の絵本作家、かさいまりさんが、同町穂別地区で見つかったむかわ竜の絵本「きょうりゅうのサン いま ぼくは ここにいる」(アリス館)を出版した。かさいさんは「想像力を高める一冊になれば」と話している。
かさいさんは小学2年から中学2年まで同町で暮らした。小樽女子短大英文科から北海道芸術デザイン専門学校に進み、結婚を機に上京して絵本作家になった。クマやうさぎなどの動物を主人公にした作品が多い。
絵本は、卵からかえった恐竜「サン」が、ティラノサウルスから身を守りながら、兄妹と共に成長し、約7200万年の時を超えて博物館で展示されるまでをファンタジー風に描いた。絵は絵本作家の星野イクミさん=東京都在住=が担当し、恐竜研究の権威で北大総合博物館の小林快次教授が監修、同町が協力した。
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