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幕内最高優勝の行方とともに注目したいのが、関取を目前にした幕下上位の争い。前途有望な若者たちの熱い出世争いを追う。

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埼玉栄高のチームメート 琴手計、納谷、塚原がそろって白星

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錦富士(左)に勝ち、2連勝の琴手計=名古屋市のドルフィンズアリーナで2019年7月10日、飯山太郎撮影
錦富士(左)に勝ち、2連勝の琴手計=名古屋市のドルフィンズアリーナで2019年7月10日、飯山太郎撮影

 大相撲名古屋場所4日目(10日・ドルフィンズアリーナ)で、埼玉栄高の同期で注目を集める若手3力士がそろって白星を挙げた。東幕下8枚目の琴手計(ことてばかり、19)は2連勝。西6枚目の納谷(19)と西7枚目の塚原(19)はともに今場所初勝利を挙げた。

 初日に塚原を破った琴手計は、近大中退から角界入りした錦富士(22)と対戦した。相手の低い立ち合いに右上手を引いて体を入れ替え、腕を伸ばして応戦し、押し倒した。

 琴手計は「反射的に体が動いた。稽古(けいこ)してきたことが出た。流れを相手に渡さない相撲運びができた」と喜んだ。決まり手については「相手が倒れるとは思わなかった。自分の力が伝わった」と話した。

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