那覇の世界遺産、首里城で火災 正殿などほぼ全焼、住民に避難呼びかけ

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激しく炎上する首里城=那覇市で2019年10月31日午前4時42分、琉球新報提供
激しく炎上する首里城=那覇市で2019年10月31日午前4時42分、琉球新報提供

 31日午前2時40分ごろ、那覇市の首里城で火災が発生した。沖縄県警那覇署などによると消防車十数台が消火に当たったが「正殿」と「北殿」「南殿」など主要部分がほぼ全焼した。「奉神門」や「書院・鎖之間」にも延焼して消火活動が続いている。けが人は確認されていない。

 那覇市によると周辺は住宅地。延焼の恐れがあるとして市は防災無線で首里城近くの住民に避難を呼び掛け、小学校や公民館に避難所3カ所を設置した。

 那覇署によると、正殿と北殿、南殿はいずれも木造。今月27日から琉球王国時代の儀式などを再現したイベント「首里城祭」が開かれていた。

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