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ニコニコ生放送に対策要請へ…反人種差別団体

ニコニコ生放送での動画配信の一時中断を表明した「のりこえねっと」=同団体のサイトから

ドワンゴ「公序良俗に反する言動はチェックしている」

 ヘイトスピーチや人種差別に反対する「のりこえねっと」(東京都新宿区)は5日、インターネットの動画サービス「ニコニコ生放送」での動画配信を中断するとの声明を発表した。掲載した動画が差別的なコメントの文字で覆い尽くされ、動画の閲覧ができない場合があったといい、近日中に同放送を運営する動画配信大手「ドワンゴ」(同中央区)に対策を求める要望書を郵送する。

     ヘイトスピーチをめぐる訴訟でメンバーが被告にもなった「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が同放送内で昨年末、有料で動画配信を始めたことも中断理由。「差別を楽しむものが増えるほどドワンゴがもうかる」(声明文)として、同会の有料配信の停止も求めている。ドワンゴの杉本誠司広報部長は「公序良俗に反する言動は定期的にチェックしている。開設後、在特会の有料チャンネルではヘイトスピーチは見られず、現在は通常利用の範囲との判断だ。サービスの利用をやめるかどうかは各自に裁量があり、コメントする立場にない」と話している。

     「のりこえねっと」は、宇都宮健児・元日弁連会長や村山富市元首相らを共同代表に2013年9月に設立。同放送では、有識者を招き差別への意見を聴く動画などの配信を続けていた。【中村美奈子/デジタル報道センター】

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